faveur(ファブール) ジビエ肉のペットフード専門店「faveur」では、「獲って・作って・売る」をモットーに、大分県の山村でオーナーが自ら狩猟で獲った猪や鹿などを加工したチップを始め、アバラやセボネといった骨まで余す事なく利用して、様々なアイテムを製造・販売しております。栄養価が高くヘルシーなジビエフードを、ぜひお試しください。

狩猟のある暮らしとは?生活の中に「自然」を取り入れる

狩猟から学ぶ自然界

 

 

狩猟をやってみて、習うより慣れる事が狩猟と付き合っていく秘訣だと思いまが、いくら習っても見えていないものには気付く事は出来ません。自分も移住者として山村に暮らすようになって始めは田舎の道なんてどこも同じに見えました。建造物もなく、ただ緑ばかりで似たような景色が続いて目印もなく、よく迷って今でも友人の来訪に説明だけで辿り着く人は未だにいません。

 

狩猟もこれと同じ事で、慣れた人とそうでない人には同じ景色を見ても見えている世界が違います。木を見ても葉っぱの色付き方や枝ぶり、形状の違いで木や場所を特定できますが、見慣れていないと同じ木にしか見えません。GPSや地図や方位磁石で位置は確認できますが、落ち葉の湿り具合や葉の落ち方で雨が降った後だったり、何かが通った後だったり、木の実が落ちていたり、それをかじった跡があったりなど読み取れる情報はいくらでもありますが、それを普段から気にしていないと何も見えません。普段からそういう事を気にして見ていると、あれっ?となって異変が気になってきます。

 

見えている人はそういう視点が普通なので、深く考えずにあれっ?となる為、見えてない人の気持ちが分からないので説明が出来ません。終いには「なんで見えない!?」と怒り出します。狩猟ってこういう事の繰り返しなので、習うより慣れる事なんです。

 

狩猟はこういったフィールドサインから、人を避ける獲物を探す為、自然が普段どういうものかを知った上で、今どういう事が起こってこうなったのか?と想像し、それに対して罠をかけたりトラッキングしたりとアクションを起こします。

 ※これは観察眼を鍛える事なので、普段の街中でも練習出来ます。人に会う時にポケットの膨らみから中身を想像したり、仕草で相手の心情を読んだりするなど☛周囲のことに注意を向けて、観察力を鍛える方法

 

銃の命中精度をあげたり、気付かれないように罠を仕掛ける事も大事な技術ですが、そもそも獲物がいないと話にならないので、隠れている獲物を探して・追ってという行為の延長線上に獲物を捕獲するという行為があるので、見る・見えるという事が最も大事な技術だと思います。

 

観察眼を鍛えていくと、木の実が落ちる餌場やそこに通う獣道、よく日が当たる場所や風を凌ぐ場所があって、そこには獲物が集まる理由があります。獲物を通して自然を見る事で、山の状況がある程度分かるようになってきます。放置竹林問題や林業被害、農作物の被害などは言葉だけの知識より実情が良く分かります。アウトドアである程度整備された場所で自然を感じるより、自然の内側から覗く事ができるれば、人間社会の理不尽さすら見えてくる事もあります。

 

 

狩猟のある暮らし

 

移住組みに入る自分としては、始めから狩猟をしようと思っていた分けでもなく、人口減少の時代に家を35年ローンで買って社畜になるのも馬鹿らしいなぁ・・・と思って、病気になった事をキッカケに市街地からそんなに離れていない山村に軽自動車より安い家を購入しました。もともとDIY好きだった性格でミツバチを飼ったり犬と暮らしたいと思っていたのもあり、始めは嫁さんもかなり嫌がっていましたが、水回りだけリフォームして今でも台風時には雨漏りする隙間風がよく通る家に住んでいます。

 

市街地に住んで働き、インフラの恩恵を請けながら収入を得た方が楽で効率的に暮らしていけるように思えるのに、気晴らしに普段とは違う日常が必要になる程にストレスを感じている世の中ですので、人は自然と関わって生きているので切り離す事はできませんが、市街地に住んでいると自然を遠く感じてしまいます。しかし不思議な事に手間がかかって効率の悪い事の方が豊かな時間を過ごしていると感じる事の方が多いです。

 

私の場合はその一つが狩猟であって、現代では狩猟がなくても生きていけますが、食べる事が自然と関わる行為と繋がって生活の一部となり、愛犬もジビエが大好きで、喜んで食べる姿はお金には変えられない満足感があります。こういった実益もあり今では狩猟をただの趣味とは言えず、生活の一部になりました。

 

自然の在り方が分かればこれはやって良い、これは駄目という判断が出来ますが、自然に沿った考え方ってのは間違いが少ないです。

まぁ、当たり前の事なんですけが、人間社会が自然から離れてしまっているので、固定観念を変えるってのは簡単にはいかないもんです。

 

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ジビエ肉のペットフード専門店「FAVeUR!」では、大分県内でオーナーが自ら狩猟によって捕獲した命を無駄なく頂く為に、
解体・精肉・製造・販売を一環し、狩猟の持つ純粋さを伝える為、「シンプルで丁寧に無理なく」をモットーに運営しています。
栄養価が高くヘルシーな究極の無添加ペットフードを、ぜひお試しください。

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