あなたは農耕民族?狩猟民族?|移住者へ向けて
あなたは農耕民族?狩猟民族?|移住者へ向けて
移住者して8年程経ちました。色々と田舎暮らしを満喫しました。知り合い、友人もたくさん出来ました。
移住を希望してる人・移住した人・田舎に昔から住んでる人・市街地に住んでる人、移住した事を伝えると、お互い自分の境遇を交えて色んな会話を楽しみました。
市街地在住の人からの見解
市街地に住んでる人からは、「嫁さんの理解があって良いね!虫嫌い!」がメイン。結構田舎暮らしに憧れる人は男性が多いイメージで、嫁が虫が駄目だから…という理由。これ、私の嫁も始めはそうでした。結論からハッキリ言うと、「慣れ」です。市街地でも蚊はいるし、ゴキブリもいます。家の外に出れば色んな虫はいますが、普段家で見る虫なんて、蚊とゴキブリぐらいのもんです。たまにゲジゲジやトカゲ等の珍客も入って来たりもしますが、年に2~3回ぐらいです。
田舎に住んでる人でも別に虫が好きな訳じゃないし、都会でも蟻やセミはいますよね?気にしてるか、気にしてないかだけの問題です。
個人的には女性が「虫嫌~い!」というのは極論モテたいからじゃないか?と思ってます。羽音は本能的に人間は嫌いで、虫が皮膚を歩くとこそばゆい感覚は防衛本能です。そんなもん人類は標準装備ですので、田舎だから虫OK!という訳ではないのです。
移住を希望していない人とはこういう話にもならないので、こーゆー話になる人は移住を希望しているけど、現状を変える気はない人が多いです。
移住した友人達
不思議な事にやはり類は友を呼ぶんでしょうね。比較的、移住者は移住者と気が合います。比較的近くに住んでると、井戸端会議や隣人達との普段の会話などから他の移住者の話になって会う機会なんかも出来ます。特に高齢化した集落では、60代までは若者扱いとなります。市街地から田舎に移住した人は、年が離れていても意見が合う傾向にあります。そして移住する人はそれぞれ憧れを持って田舎に来る為、何かしろ面白い事をやってる傾向があります。養蜂・養鶏・散策・家庭菜園・キノコ狩り・狩猟・ペットとの生活・薪ストーブ・発酵生活・モノ作り等々。趣味や暮らしの一部となっている人もいれば、それで生計を建てられるぐらいまで卓越した人などそれぞれ。
収入は少ないですが、それ以上に金使わないです…。お金を使わせる誘惑が直接目に入って来ないからでしょうね…。たまに都会へ車で仕事に行くと、マラソン選手が観客に旗を振られてるかのように、お店の看板の誘惑が凄い!と感じます。歩いてると臭いや目に入る情報がより多いのでさらに後ろ髪惹かれる思いになるんやろなぁ…と思います。
昔から田舎に住んでる人
あくまで個人的な意見ですが、若い人でも意外と気が合わない事が多いような気がします。テレビやネットで都会に夢見る田舎の若者は多いですが、憧れてる人は結局田舎を出て行きます。長男だからと言って家を継ぐ為に戻って人も少ない為、空き家もたくさんあります。
そんな中、希少な生え抜き人種なのです。私的には英才教育を受けたエリートを思っているんですが、田舎は良くも悪くも閉ざされた村社会的な文化があり、始めからオープン&ウェルカムな性格の人は少ない傾向があります。逆に始めにオープン&ウェルカム感を出してる人の方か下心があったり、こちらの品定めをしようとしている人が多いようにも思えます。閉ざされた村社会はそれだけしたたかで、長いものに巻かれないとやっていけないという風潮もあります。
ただ、認められれば良くしてくれて、田舎の住んでたからこそ分かる事も教えてくれます。そして良い人程、お互いの距離感を大切にしてくれるので、媚びへつらう必要は全くなく、普通に暮らして、面倒ですが地域行事に参加してれば3年程すれば勝手に認めてくれます。
もちろん、変な人もいるので、そんな人には近づかない、ハッキリ断る事です。
自分が何に向いてるかを知ろう!
そして、自分が何に向いてるかに気付いた方が田舎暮らしはグンと楽しくなります。極端に分けると、狩猟民族か?農耕民族か?です。
私の場合、当初は農業がやりたくて仕方なかったのですが、向いてなかったので完全に辞めました…。雑草との闘いに敗れた事と、収穫の喜びが思ったよりなかった…というとこです。養蜂と大型犬を飼いたくて移住したのですが、現状では中型犬と狩猟がライフスタイルとなっています。未来なんて分からんもんです。
田舎って、のんびりゆっくりとスローライフを満喫してるようにも見えますが、めっちゃやる事多いです。気温や季節から時間に追われる事になって、結局は何をするかの取捨選択が必要になってきます。時間のスパンが長いから周りから見るとゆっくり時間が流れてるように見えるんでしょうね…。ただ、追われる相手が自然だと、仕方ないか…。と思えるのが人という生き物です。自分を知って、残りの人生を楽しんで下さい。
関連情報
-
ジビエとドッグフード|人と犬はジビエ…
-
ジビエについて|命を頂く!という本当…
-
ハンターから見る自然の変化|変わりゆ…
-
ペットとの暮らし|犬・猫を飼って一緒…
-
健康の為に体の変化に気付く|病気や症…
-
免疫を下げない為にストレスと食事を考…
-
動物に対する正しい知識と判断|アニマ…
-
固定支出の見直しで考える移住|山村で…
-
山のダイヤ!松茸を探す山歩き|ちょっ…
-
犬のいる暮らし|家に迎えて犬を育てる
-
犬のいる暮らし|犬の飼い方・選び方
-
狩猟のある暮らしとは?生活の中に「自…
-
移住して田舎を楽しむ|「薪ストーブ」…
-
移住して田舎暮らし|田舎で自然に身に…
-
竹を切って竹林を活用|竹林整備と放置…
-
自然の活用~竹林編|竹カゴを作る為の…
-
食育と社会問題|健康活動が環境問題も…
ハンターが作るジビエ肉のペットフード|faveur(ファブール)
ジビエ肉のペットフード専門店「FAVeUR!」では、大分県内でオーナーが自ら狩猟によって捕獲した命を無駄なく頂く為に、
解体・精肉・製造・販売を一環し、狩猟の持つ純粋さを伝える為、「シンプルで丁寧に無理なく」をモットーに運営しています。
栄養価が高くヘルシーな究極の無添加ペットフードを、ぜひお試しください。
屋号 | カミタケ商店 |
---|---|
住所 |
〒879-7884 大分県大分市志津留1932-2 |
営業時間 | 9:00〜22:00 |
代表者名 | 神薗 祐志(カミゾノユウジ) |
info@faveur.pet |