faveur(ファブール) ジビエ肉のペットフード専門店「faveur」では、「獲って・作って・売る」をモットーに、大分県の山村でオーナーが自ら狩猟で獲った猪や鹿などを加工したチップを始め、アバラやセボネといった骨まで余す事なく利用して、様々なアイテムを製造・販売しております。栄養価が高くヘルシーなジビエフードを、ぜひお試しください。

濃厚に香るジビエ肉と恋の季節

濃厚に香るジビエ肉と恋の季節

 

すっかりと秋めいた気候になって、大分市の私の住む近くの里山では夕方になると、鹿のラッティングコールという発情期特有の鳴き声が響き渡るようになりました。

 

 

鹿の発情期

 

9月中旬くらいから、発情期となり、11月始めくらいまではこのラッティングコールが聞こえます。この鳴き声を真似た笛を吹いて、雄鹿を呼び寄せて捕獲する「コール猟」という猟法があります。しかし、夏毛から黒い冬毛に生え変わっていく時の雄鹿は、発情臭という凄い臭いがすると言います。まだ私は体験した事がないのですが、もちろんお肉にもこの臭いがつくので、この時期コール猟や罠にかかって捕れる雄鹿のジビエ肉は臭くて食べられないと聞きます。

 

 

猪の発情期

 

1月になると猪肉にも発情が入って雄猪は臭くなります。これは私も体験しましたが、この時期全ての雄がそうかと言うとそうでもなく、強烈に臭い雄とそれほど臭くない雄、どちらも存在します。発情臭いのキツイ個体は捕獲して運搬する時、竿の先からカウパー漏れ出たりしています(笑)。そして臭いのキツイ個体は畑を荒らして高栄養な餌を食べた個体が多いようなので比較的大きい雄が多いような気もするのですが、根拠がないのであくまで経験からです。この時期は3月頭までは続く傾向にあります。

 

 

 

ジビエ肉が美味しい時期

 

猪・鹿どちらも雌にはこのような時期特有の臭いなどは少ないですが、結局の所、味は食べてみないと分かりません。臭いけど美味しかったり、臭くないけど味が薄かったり、脂がなくてパサついて物足りなかったり。人それぞれ好みもあるのですが、ジビエに対する人の味覚に驚く程の振れ幅がないように思うので、自分が食べて美味しかったら、他の人が食べても美味しい事が多いのが事実です。

鹿は春草を食べた夏、猪は秋のどんぐり食べた冬が旬の時期と言われ、猪・鹿どちらもこの発情の前の1~2か月が一番美味しい季節となります。

このように食べ比べをしたり、美味しく食べるように工夫してると、いつからか普通の豚や牛の肉で、特に安価で売ってるのは「くっさ!!」と思ったり「味薄っっ!!」という実体験が出てきました。

 

最近のためしてガッテンでやっていたのですが、うまみを感じる舌の受容体(レセプター)の数はうまみのあるものを食べる事で増えて来て、うまみは脳を満足させて、食べる量を減らしてくれるとの事でした。

ジビエは栄養価が高く無添加なので、頭では分かっているのですが、個人的な実感としてもうまみがあって美味しい事の証明になったので、嬉しい内容の放送でした。

「くっさ!!」というのが捕れた場合は商品にはしませんが、ペットフードとして我が家の愛犬達が
しっぽをブンブン降って喜んで食べてくれるので、捕獲しがいがあります。

(犬と人が食べ分ける内容は過去記事を参照下さい。☞ジビエとドッグフード|人と犬はジビエの共有ができます。)

 

毎年、コールしても走ってやってくるのはおらず、コソ~っと見てるやつがいるのですが捕獲には至らず…。今年こそはコール猟で3段角のオッサン鹿を召喚して、捕獲してみたいと思います。

関連情報

ハンターが作るジビエ肉のペットフード|faveur(ファブール)

faveur(ファブール)

ジビエ肉のペットフード専門店「FAVeUR!」では、大分県内でオーナーが自ら狩猟によって捕獲した命を無駄なく頂く為に、
解体・精肉・製造・販売を一環し、狩猟の持つ純粋さを伝える為、「シンプルで丁寧に無理なく」をモットーに運営しています。
栄養価が高くヘルシーな究極の無添加ペットフードを、ぜひお試しください。

屋号 カミタケ商店
住所 〒879-7884
大分県大分市志津留1932-2
営業時間 9:00〜22:00
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